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たなおろし医療時評:ベッド数が決める医療費と、30年放置された「地図」の真実
「医療費の地域差分析」が公表された。西高東低をもたらす「病床数」と入院費の相関という常識を30年放置し続ける行政と業界のプロレス構造を一刀両断する

サウナ後の給水を生理学で設計する——汗の浸透圧・SGLT-1・1.5倍則の根拠
汗のNaCl濃度は血漿の15〜45%——生理食塩水での補給は過剰だ。小腸のSGLT-1を駆動させる微量のグルコースが水の吸収を劇的に加速し、「出た量×1.5」が正しい補給量になる理由を生理学で解説する。

薬理学 Chapter 080:補体系薬(C5a受容体拮抗薬)——アバコパンとANCA関連血管炎
補体系C5a-C5aR軸を標的としたfirst-in-classの経口低分子薬アバコパン。ADVOCATE試験でステロイド代替として52週寛解維持の優越性を証明。市販後4年で検出された肝毒性シグナルと薬剤師管理の要点。
BZ058:クズ Pueraria montana——葛根湯の原料と北米を席巻した侵略者
葛根湯の主薬・葛根の原料。イソフラボン「プエラリン」はアルコール依存症治療薬として研究中。北米では「南部を食い尽くした」侵略的外来種として問題に。
BZ059:クスノキ Cinnamomum camphora——カンファーの化学と樹齢1000年の巨木
葉を揉むとカンファー(樟脳)の独特な香り。神社の御神木として樹齢1000年超の巨木が各地に存在。サフロール含有(発がん性・規制対象)にも注意。
BZ060:イロハモミジ Acer palmatum——翼果の空気力学とMITが解明した前縁渦
プロペラ状に回転して落下する翼果(samara)の空気力学をMITが解明。前縁渦(leading edge vortex)がヘリコプターと同じ原理で揚力を生む。高尾山紅葉の主役。
BZ056:ハンゲショウ Saururus chinensis——葉が白くなる半夏生の植物
開花期に葉の上部が白く変色する珍しい植物。「半夏生」という暦の節目(7月初旬)に名を由来する。ドクダミ科の原始的被子植物。

BZ057:ヤブカンゾウ Hemerocallis fulva——三倍体クローンと一日花の生化学
三倍体のクローン植物で種子をほぼ結ばない。朝開いて夕方萎む一日花。コルヒチン(痛風薬の原料)を含み、万葉集の「忘れ草」として知られる。
BZ054:ネムノキ Albizia julibrissin——就眠運動と漢方・合歓皮の薬理
夜になると葉を閉じる就眠運動(nyctinasty)が有名。漢方の合歓皮・合歓花として精神安定・抗うつに使用される。

BZ051:ウツギ(空木)Deutzia crenata——卯の花と中空の茎
茎が中空の落葉低木。「夏は来ぬ」の卯の花として知られ、5〜6月に白い花を咲かせる。火起こし道具の素材にもなった日本の初夏の象徴。
BZ052:ノイバラ Rosa multiflora——栽培バラの祖先と侵略的外来種の二面性
日本原産の野生バラ。栽培バラの重要な親種でありながら、北米では「南部を食い尽くしたつる」と呼ばれる侵略的外来種となっている。




