身体というシステムを、「デバッグ」する。
中山 正之 (Nakayama Masayuki)
薬剤師 / メディカルライター / 健康戦略コンサルタント
1986年、神奈川県生まれ。
「論理(エビデンス)」と「直感(漢方・イラスト)」の両輪で、働き盛りの身体を最適化する専門家。
元システムエンジニアという異色の経歴を持ち、人体のメカニズムを「複雑なシステム」として捉え直す独自のアプローチで、慢性疲労や不調に悩むビジネスパーソンの「健康のボトルネック」を解消しています。
■ 経歴:コードの世界から、生命のシステムへ
20代:ITエンジニアとしての葛藤
キャリアのスタートは、システムエンジニア・Webディベロッパーでした。論理的なコードの世界に没頭する一方で、不規則な生活で心身のパフォーマンスが乱れる同僚たちを目の当たりにし、「人間の身体というシステム」への興味が抑えきれなくなりました。
30代:薬学への挑戦と「学び直し」
「人体のソースコードを理解したい」という思いから、2015年、29歳で城西国際大学薬学部へ入学。一回り年下の学生たちと共に学び、メタアナリシス(統計解析)を研究テーマにエビデンスの読み解き方を徹底的に叩き込みました。
現在:3つの現場で培った「最適解」の提案
2022年に薬剤師免許を取得後、以下の現場で臨床経験を積みました。
- 総合病院(慢性期): 輸液管理を通じ、「人が生きるために最低限必要な栄養成分」を分子レベルで考察。
- 漢方専門薬局: 『傷寒論』『金匱要略』などの古典に基づき、西洋医学では見落とされる「証(体質)」を見立てる古法漢方を習得。
- ドラッグストア: 膨大なOTC医薬品や生活用品の中から、生活者のリアルな悩みに即した「ハック(活用法)」を研究。
現在はこれらを統合し、薬に頼りすぎない「自走する健康管理」を提案しています。
■ ミッション:なぜ「コンサル」なのか?
現場で働きながら、常に感じていた違和感があります。
「生活習慣という『OS』がバグっているのに、薬という『パッチ』を当てるだけでいいのか?」
3分診療で大量の薬が出され、根本的な解決にならないまま通院を続ける患者さんたち。
「もっと食事や生活を変えれば、この薬はいらないのに」——その思いが、現在の活動の原点です。
病院は「病気になってから行く場所」ですが、私が作りたいのは「病気になる前の戦略会議室」です。
ビジネスのパフォーマンスを落としたくない経営者やリーダーのために、医学論文と漢方の知見を使い、あなたの専属参謀としてサポートします。
■ 私について(Persona)
1986年生まれ(五黄の寅)
私自身、30代後半に差し掛かり「気合で乗り切れた徹夜」ができなくなるなど、身体の変化(スペックダウン)を痛感しています。だからこそ、同世代の「まだまだ前線で戦いたい」という切実な思いがわかります。
オタク気質な「凝り性」
- 漫画・ゲーム: 人生のバイブルは『HUNTER×HUNTER』。念能力のような複雑なルール考察が好きです。ゲームは『DQ5』『クロノ・トリガー』が至高。最近『FF7 リバース』をプレイしましたが、おじさん世代にはボリュームが辛く、体力の重要性を再確認しました。
- 特技: イラスト・人体デッサン。言葉では伝えにくい「気の流れ」や「解剖学」を、図解イラストにするのが得意です。
弱点:ラーメンの魔力
健康を説く立場ですが、聖人君子ではありません。横浜家系、煮干し系、そして「二郎系(豚山)」の魔力には勝てません。「食べた分、どうリカバリーするか?」を考えるのもまた、健康戦略の一部だと(勝手に)解釈しています。
■ 提供できる価値
当サイト「医スク!」では、以下のスタンスで情報を発信しています。
- 学術論文の咀嚼: メタアナリシス研究で培った視点で、情報の「量」を読み込み、鵜呑みにせず、日本人の体質に合うかを考察します。
- 漢方的アプローチ: 数値には出ない「なんとなく不調」を、東洋医学の視点で言語化します。
- 実践的ハック: 忙しいあなたが明日から使えるレベルまで、情報を噛み砕いて(イラスト化して)お届けします。
「診断」ではなく「戦略」を。
病院に行くほどではないけれど、パフォーマンスが上がらない。
そんなあなたの「取扱説明書」を一緒に作りましょう。