記事一覧

たなおろし医療時評:数量ベース91.7%の優等生ごっこで、薬剤費の本丸は見えているのか
厚労省が8月28日に公表した令和7年度調剤医療費動向。後発品数量割合91.7%という数字合わせの成果を掲げる裏で、金額ベースの後退と高額注射薬の激増によって医療費抑制が完全に空転する構造を解剖する。

「無香料」が暴いた香料マスキングの不都合な真実:洗濯槽に密生する原核生物(バイオフィルム)と皮膚・住環境の微生物生態系
無香料洗剤への切り替えで突如発生する生乾き臭は、製品の欠陥ではなく、長年合成香料で覆い隠されていた洗濯槽内バイオフィルムの暴露である。モラクセラ菌の代謝物4M3Hと原核生物のEPSマトリックス解体機構を解説する。

たなおろし医療時評:レケンビ皮下注承認と「在宅シフト」の幻想
厚労省薬事審議会で審議されるレケンビ皮下注(SC) 通院負担軽減と持ち上げる裏で PET/MRIの画像インフラ放置と在宅への責任転嫁が進む構造を解剖する

たなおろし医療時評:「過去最高黒字」の幻影と、削られ続ける現役・高齢者の実生活
厚労省が発表した年金特別会計の決算。GPIFの運用益による「過去最高黒字」の裏で、マクロ経済スライドによる実質目減りと現役世代の重い保険料負担が続く構造的ねじれを突く。

たなおろし医療時評:災害時の一瞬の「規制解除」が暴く、平時医療とのギャップ
地震等の災害時に厚労省が発出する「処方箋なし調剤」特例通達。有事になれば一瞬で撤廃できる規則が、なぜ平時には厳格に運用され患者を縛るのか。災害時特例が炙り出す平時医療との強烈なギャップを解剖する。

白砂糖はほぼ sucrose、黒糖は複合食品だった
黒糖は白砂糖の色違いではない。non-sugar components、HPLC、Maillard reaction を手がかりに、黒糖が複合食品であることと、健康神話がどこから過剰になるのかを整理する

たなおろし医療時評:OTC類似薬から医療扶助、薬剤師キャリアまで、今週の中間棚卸し
OTC類似薬、医療扶助、薬剤師キャリアの3本を並べると、給付を細くし管理を濃くするという厚労省の今週の本音が見えてくる

コーヒー抽出液の機能性化学:アデノシン受容体拮抗とクロロゲン酸の糖・脂質代謝改善、および全死亡リスク低下の薬理学的機序
デカフェでも全死亡リスクは低下する。コーヒーが単なる眠気覚ましを超え、アデノシン受容体拮抗による中枢覚醒とクロロゲン酸によるAMPK活性化を介した糖・脂質代謝改善、さらには肝線維化リスクを35%低下させる分子機序を解き明かす。
1 / 8次へ →








