たなおろし医療時評:災害時の一瞬の「規制解除」が暴く、平時医療とのギャップ
たなおろし医療時評:災害時の一瞬の「規制解除」が暴く、平時医療とのギャップ

地震などの自然災害が起きるたび、厚生労働省は「処方箋なし調剤」「仮設店舗営業」「薬剤師判断での分割授与」を一紙の通達で即座に解禁する 被災者の生命を守る emergency protocol としては当然の対応だが、ここで私たちが直視すべきは平時との強烈なギャップである
平時には「対面原則」「処方箋原本の厳格管理」「処方権の独占」を盾にガチガチの規制を敷き、出荷調整や物流滞留で患者が薬を手に入れられない「平時の供給不全」すら放置している しかし、有事になれば「実は処方箋がなくても、薬剤師の clinical judgement と対話だけで安全に薬は手渡せる」という事実を行政自らが証明してしまう
平時の厳しい規制は、本当に患者の安全のためなのか 単に行政が管理コストを抑え、既存の権力構造を守るための鎖に過ぎなかったのではないか 災害時の特例措置は、平時の医療規制が抱える構造的なギャップを最も鮮やかに浮き彫りにする鏡である
source
- 厚生労働省: 医薬品・医療機器 政策一覧
- 厚生労働省: 医療保険制度 ポータル
- 厚生労働省: 報道発表資料一覧
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